收錄于金牛宮專輯「時の流れに身をまかせ」 (35TX-1039)。

わっかて今した こんなることは
すぐに切 (き) れる電話 (でんわ) が
つづきはじめて
みこにふるさう 女 (おんな) でいたら
一人思 (ひとりおも) いつめずに
こえてみたでしょ
旅仕度 (たびしたく) 知 (し) らないまま
今夜 (こんや) もあなたは そのひとと
そとは かちかむこがらしが
欲 (ほ) しい ことばが 出 (で) てきません
うまく ことばが 出 (で) てきません

あんあにおそれた 日 (ひ) がきてみれば
荒 (あ) れるはずの心 (こころ) は
なぜかおだやか
お休 (やす) みなさいと 灯 (あか) りを消 (け) して
そしてさってゆきます
後 (あと) もみないで
あなたこそ 終着駅 (しゅうちゃくえき)
まぼろし描 (か) いて いたのてす
暗 (くら) い手紙 (てがみ) に なりました
いいえ 私 (わたし) は書 (か) きたかった
だって 私 (わたし) は 書 (か) きたかった

二年半 (にねんはん) なじんだ街 (まち)
涙 (なみだ) は素直 (すなお) は ものですね
ここで ひとこと 添 (そ) えますが
どうぞ 私 (わたし) を さがさないで
にどと 私 (わたし) を さがさないで